パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

【わざと悪さしてる?!】そんな子どもの行動心理と対処法



こんにちは。

パーカーです。

 

新年が始まっていますが、

お子様達の様子はいかがですか?!

 

私の事業所では、

年長の子が小学生に上がり、

 

お兄さんお姉さんとの初めての関わりに

ワクワク・ドキドキしています( ^ω^ )

 

ですが一方で、

ちょっと困る行動が増えている、

というお子さんもいませんか?!



例えば、

・おもちゃを投げる

・テーブルの上に上がる

・わざとご飯をゆっくり食べる

・ちょっとの事で、すぐ泣く

・わざといたずらをする

・注意すると、笑いながら逃げていく

 

など。

 

 

それも、

忙しい時ほど、

そういった行動をする。

 

「わざと困らせている?!」と、思ってしまうくらいに。

 

 

そんな時、

「急いでるから早くして!」

「いい加減にしなさい!!」

「置いていくからね!!」

 

など、感情的になっていませんか?!

 

気持ちはよーーーくわかります。

私も何度も経験がございます(=´∀`)

この困らせ行動は、

いわゆる「お試し行動」というもの。

 

様々な要因がありますが、

愛情の確認や注目を浴びたい、

という気持ちが背景にあります。

 

つまり、反応する事自体

子どもにとっては願ったり叶ったり。

困らせ行動はエスカレート

していくでしょう!

 

それに感情的に叱ったり怒ったりすると、

自己肯定感が下がり、

愛着障害などに発展します。

とはいえ、

「この困らせ行動なんとか減らしたい」

「治らなきゃ私がどうにかなってしまう」

 

そう思って、

今あなたはこの記事をご覧になっているはず。

 

大丈夫です。これを読めば、

困らせ行動への対応ポイントが分かります!

 

そして、実践する事で、

イライラも減り、

信頼関係も深まります!

 

そんな魔法のような対応法、

今日は3つのポイントに分けて

紹介いたします!

 

①あえて反応しない

  

 お試し行動の目的は、

 とにかく振り向いてもらう事。

    

 なので、あえて反応しません。

  

 「その方法は違うよ」

 と、態度で示してあげます。

  

②小さな事でも”できた事を褒める” 

 

 振り向いてくれないとわかれば、

 子どもの方から近づいてきます。

 

 この時、

 "自分で困らせ行動をやめられた事"、

 しっかりと褒めてあげましょう。

  

 また、普段からも褒めてあげる機会を

 たくさん作っていきます。

 

 とりわけ、

 行動に着目すると、

 「ちゃんと見てくれている!」

 と感じ、小さな成功体験に繋がります 。

 (ex.「元の場所に戻して偉いね!」など)

 

③良い、悪いをしっかり区別して対応する

 

「他人を傷つける」「みだりに物を壊す」

 など、

 

 どんな理由があっても許されない行為は、

 ダメと、しっかり伝える必要があります。

 真剣になるのは、愛情があるからこそ(^^)  

 

 

お試し行動は、

学校や幼稚園など、

家庭以外でも見られます。

 

とうの私も、未だに

そうと気づかずに叱る事も度々(*'▽'*)

それくらいわかりづらいものです。

 

「発達障がいの特性だから仕方ない」

と、原因を決めつけず、

行動をよく観察し、理解してあげましょう。

 

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