パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

"自信"よりも"自身"の価値

こんにちは。

パーカーです。

 

皆さん、

今日も育児など、お疲れ様です。

 

そんな毎日の中で、

 

我が子のことがわからない!



と困ってしまう事、あると思います。

 

そんな時、

「自己肯定感を高めてあげましょう!」

と、言われた事ありませんか?

 

そう聞いて、

 「自信をつけてあげればいいの?」

 「苦手な事を克服して成功体験を増やすの」

 「とにかくたくさん褒めれば高まるの?」

 



など、疑問が湧いてくる方、

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

しかし、

 

「自信をつける」と

「自己肯定感を高める」

 

は全く別物。

 

履き違えたまま、

子育てをしていくと、

心に大きなダメージを負い、

逆に自信を失います。

 

最悪の場合、二次障害を引き起こし

精神疾患に至る可能性も

しかしここで、

自己肯定感の本当の意味を理解し、

子育てに生かす事ができれば、

 

目の前の課題に向き合え、

前向きな気持ちになります。

 

それが自立心を育み、親元を離れても、

幸福を感じながら生きていく力

になっていくのです。

 

ここで、

自己肯定感についてきちんと理解し、

子ども達をサポートしていきましょう。

 

まず自己肯定感とは・・・

自分を積極的に評価できる感情、

自らの価値や存在意義を肯定できる感情

などを意味する

|脳の名医が教えるすごい自己肯定感|加藤俊徳|

 

とあります。

 

要するに、

長所や短所、成功や失敗など、

これらがどうあれ、ありのままの自分を

丸ごと受け止める感情のことです。

 

そのため、

 「苦手な事を克服して自信をつける」

とは、決定的に異なります。

 

なぜなら、これは、

能力に価値基準を

置いているからです。

 

そもそも発達障がい児は、

 

 ✔︎発達がゆっくり

 ✔︎興味の範囲が狭い

 ✔︎不安を感じやすい

 ✔︎こだわりが強い

 ✔︎特性により生きづらさを抱えている

 

など、

様々な特性が重なり合っています。

 

関心のないものをやらされたり、

特性に合わない環境下にいると、

 

過剰なストレスとなり、

二次障害に至ってしまう可能性が

あります。



ただ、

苦手を克服する事で自信がつく、

というのも事実です。

 

その際は、 本人の特性を充分に理解た上で

サポートを受けられる環境選び

を徹底しましょう。

 

意思表示ができるなら、

本人が挑戦してみたいかどうか

意思確認もしていきましょう。

さて、

自己肯定感に話を戻しますと、

 

自己肯定感は、

自分の存在自体に価値を置いています。

 

他者がどうあれ、

「今の自分」を認め尊重している感情です。

 

そのため自己肯定感が高いと、 

・主体的で行動力がある

・挫折や失敗にめげず挑戦し続ける

・前向き

・他者と良好な関係を築ける

・自分に自信がある

という特徴をもち、

社会でも充分に活躍できる人材になります。

 

では、自己肯定感を高めていくには

どう関わっていけばいいのでしょうか?

 

大事なポイントを4つにまとめました。

 

①結果よりも過程を褒める

 

②子どものありのままを受け止める

 

③子どもの意見・考えを尊重する

 

④自分で選択する経験を積む

 

 

これら4つのポイントを、

しっかり意識していくと、

自己肯定感を高めていく事ができます。

 

なぜなら、

この4つのポイントは

 

子どもを1人の人間として尊重し、

ありのままの姿を認めながら、

足りない部分を補う関わり方

 

いわば、

サポートをする姿勢が共通しています。

 

どれもとっても大事なポイントですので、

次回から一つ一つ解説していきますね(^^)

 

これらを理解すれば、

ママさん自身の気持ちも軽くなり、

前向きになれるので楽しみにお待ちください。

 

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