パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

癇癪に対する適切な対応とNG対応

 

こんにちは、

パーカーです。

 

前回から

「癇癪」について

お伝えしています。

 

今回は、最も知りたいであろう

癇癪を起こした時の対応法です!

 

特に、激しい癇癪に対して、

その対応に困っている、

という方、多いのではないでしょうか?

 

困っているが為に、

独自に対応していた、という方。

 

もしかすると

 

逆に癇癪をひどくさせる

NG行動をしている可能性も!

 



 

なので、

ここで正しい対応方法を理解すれば、

 

癇癪を起こしても冷静に対応でき、

 

背景にある感情に気付けるようになります

 

親子ともに、

過ごしやすくするためにも

是非、最後までお読み下さい!

 

 

○癇癪に対するNG行動

 

まずは、対処法をお伝えする前に

気をつけなければいけないNG言動を

理解しておきましょう。

 

◆叱りつける

 

癇癪の裏側には、

メッセージが隠されています。

 

親からすると、

「いい加減にして!」という気持ちですが、

 

叱りつける事は逆効果

 

さらにひどくなります!

 

当然、裏側にあるメッセージも

知りうる事ができません。

 

 

◆モノを報酬にする

 

「泣き止んだら〇〇買ってあげる」

と、ご褒美を条件に

癇癪を抑えようとするのはNG。

 

この場合、癇癪を起こす事が

 

欲しいものを得るための手段

 

と化してしまうのでよくありません。

 

むしろ、

学習してもらいたい事は真逆です。

 

◆質問攻め

 

原因を突き止めようと、

 

「何が嫌なの?」、「どうしたいの?」

 

と問いただす。

 

一見、正しいように思えますが、

実は追い込んでしまっています。

 

 

◆注意を別に向ける

 

この場合、一時的に収まるかもしれません。

 

ですが、

裏側にある気持ちは解決していません。

 

何かの拍子に思い出し、

再び癇癪を起こします。

 

◆放置する

 

「癇癪が容認されている」

 

と誤学習してしまうので、

 

これも良くありません。

 

 

○癇癪に対する適切な対応法

 

それでは癇癪への適切な対応法を

お伝えしていきます。

 

先述の通り、

子どもにとって癇癪が、

 

メッセージを伝える手段

 

になっています。

 

 

なので、

 

気持ちを伝える適切な

コミュニケーション方法を

学習させていきます。

 

だからといって、

「気持ちを言葉にして!」と

泣いている中で言っても伝わりません。

 

順序を意識して、

対応していきましょう!

 

 

Step.1 安全確保

 

手足をバタつかせ癇癪を起こす子もいます。

 

まずは、

周囲への影響や子ども自身のことも考え、

安全な場所へ移動しましょう。

 

Step.2 落ち着くのを待つ

 

興奮状態にある中では、

何を言っても耳に入りません。

 

安全を確保したら

 

自ら落ち着くのを待ちます。

 

この時、

子どもの気持ちの代弁や共感

 

などの言葉がけはおすすめです!

 

(例)

「〇〇が嫌だったんだね?!」

「□□したかったのかな?」

 

Step.3  落ち着けた事を褒める

 

落ち着きを取り戻したら、

 

それをしっかり褒めてあげましょう。

 

とりわけ、

 

「1人で落ち着けたね」

「落ち着ける場所に行けたんだね」

 

と、どの行動が良かったのか

具体的に褒めるとなお良いです。

 

安心感を抱き、

「癇癪以外にいい方法がある」と、

自ら学ぶ事ができます。

 

Step.4  別の表現方法を提案する

 

 

癇癪を起こす以外に

気持ちを表現する手段を提案します。

 

言葉以外にも絵カードやイラストなど

子どもにとって表現しやすい手段を

一緒に見つけていきましょう。

 

 

また、この時、

意識したいポイントがもう二つあります。

 

・ママがどんな気持ちになるのか伝える

・要求を通せなかった理由を伝える

 

です。

是非こちらも合わせて伝えてみて下さい。

 

 

先ほどもお伝えしましたが、

「癇癪」は、その時点での

メッセージを伝える手段です。

 

きちんとした対応をすれば、

 

社会性を身につけることできます。

 

子どもの成長の実感は、

言葉にできない幸せを感じる事でしょう。

 

そんな喜びも感じながら、

上手に乗り切りましょう。

 

 

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