パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

癇癪とは?発達障害との関連も含め徹底解説

 

こんにちは、

パーカーです。

 

最近のお子さんの様子を見ていて、

 

「怒りっぽい」

「些細な事で泣く」

「駄々をこねる事が多い」

 

など、いわゆる癇癪を起こす事、

増えていたりしませんか?

 

それもそのはず。

5・6月頃は運動会の練習が増えていき、

疲れが出やすい時期。

 

当然、イライラもしやすいです。

 

 

今回は、

「癇癪」に焦点を当てた記事です。

 

 ✔︎何故起きるのかわからない

 ✔︎いつ起こすか見当がつかない 

 ✔︎どうやっても減らない

 ✔︎癇癪の収め方がわからない

 

など、

お子さんの癇癪でお困りの方、

いらっしゃると思います。

 



 

そんな方のため、

 

 ・癇癪の原因

 ・起こした時の対応法

 

これを二回に分けて徹底解説いたします!

 

一回目の今日は、

癇癪の原因、そして発達障害との関連性

を解説していきます。

 

どうぞ最後までご覧ください。

 

 

○癇癪とは?

 

癇癪とは、

何かのきっかけによる感情の爆発。

 

その行動は子どもによって様々。

 

 ・大声で泣く 

 ・手足をバタつかせる

 ・自分や他者を攻撃する

 ・物にあたる

 

など、激しい行動を起こす子もいます。

 

基本的には、

5歳くらいまでには落ち着く、

と言われています。

 

 

○癇癪の原因と発達障害との関係

 

中には5歳を過ぎてもおさまらず、

発達障害かも?と、

考える方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、

癇癪を起こすから発達障害だ、

というわけではありません。

 

 

ただし、発達障害の特性が、

癇癪を起こしやすくしている、

という事は大いにあり得ます。

 

そもそも、

癇癪の原因は不快感や不安感。

 

激しい行動は、それを伝えるための

コミュニケーション手段。

 

この不安感が、

癇癪を起こしやすくする一つの要因

 

 

例えば、

「こだわりが強い」という特性。

 

これは不安感を抱きやすいが故に、

特定の行動・興味によって

安心感を得ていたりします。

 

なので、

そのパターンが崩れると、

強い不安から癇癪を起こします。

 

その他、

対人関係や気持ちの表現が苦手、

抑えが効かない衝動性

など、

 

発達の特性から苦手であるのに、

 

それを避けられない状況・環境

 

では、

癇癪は起きやすくなってしまいます。

 

 

 

 

○癇癪を起こす前の工夫

  

子どもの特性を理解しておけば

  

どんな時に、何が理由で、 

 

癇癪が起きやすいのか、

予想しやすいですよね。

 

 

ここでは、癇癪を起こさなく済む

ひと工夫についてお伝えします。

 

◆見通しを持たせる

 

時には、

ルーティンやこだわり事を

崩さざるえをない状況が

出てくるでしょう。

  

そんな時は、

 

・終える時間を声掛けしておく。

 

・〇〇時から△△時まで

 と予め時間を決めておく。

 

    

など、

子どもが把握しやすい方法で、

見通しを伝えておきます。

 

言葉で伝わりづらい場合は、

タイマーや、絵カード、時計のイラスト

スケジュール表など

 

視覚情報を使った方法が

効果的です!

 

 

◆気持ちの表現の工夫

 

発達児の中には、

言葉での表現が苦手という

特性を持つ子もいます。

 

気持ちを相手に伝える手段に

工夫を加えてみるのも手です。

 

気持ちをイラスト化したカードは、

視覚情報から「今の気持ち」に

気付きやすくしてくれます。

 

 

他にも、気持ちを程度で示すツールや、

気持ちカードのアプリなど、

色々あります。

 

大事な事は、気持を伝える手段

その幅を広げてあげる。

 

手段を知る事で、

他の表現もできるようになっていきます。

 

 

◆気持ちの切り替え方を決めておく

 

癇癪が起きてしまったらどうするか、

 

予め、

お子さんと決めておくと良いです。

 

 

 

例えば、

 

 ・深呼吸をする

 ・裏紙をくちゃくちゃにする

 ・1人になる空間を作っておく

 

など、予め対策しておけば、

親も慌てたり、イライラせずに済みます。

 

また、予防策を実行し、

 

「1人で癇癪を収められた」

「上手に切り替えられた」

 

そんな時には、 

 

しっかり褒めてあげて下さい。

 

 

癇癪を起こさなくて、

いいことがあったと、

 

行動を改めるきっかけになります。

 

 

子ども自身も癇癪を起こすことで

つらい思いをしています。

 

特性の理解と癇癪の原因を知る事で、

護者も子どもも

過ごしやすくなっていきますよ!

 

 

Instagram

 

Login • Instagram

 

   

▼X 

 

https://twitter.com/ppaka716

 

▼公式LINE

 

https://lin.ee/aIeoCHC

 

よろしければ、

フォローお願いします!