パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

【自己肯定感を上げるポイント③】意見の尊重

こんにちは、

パーカーです。

 

突然ですが質問です。

子どもの意見、尊重していますか?

 

まだ未熟だから、と無碍にして、

聞き流していたりしませんか?

 

もしそうなら、、

危険信号ありです!



子どもの意見を聞き流していると、

 

子どもは、自分の意見を押し殺し、

周りに合わせるだけの

人間になっていってしまいます。

 

発達児の特性をよく考えてみて下さい。

 

 ・こだわりが強い

 ・言葉での表現が苦手

 ・不安が強い

 

など、

そもそも周りに合わせる事が苦手です。

 

そんなストレス過多な環境に

身を置き続けるとどうでしょう?

 

そのままでは、心が疲れ、

精神に支障をきたします。

 



いわゆる二次障害と呼ばれるもの。

 

「うちの子は大丈夫!」

そんな確証はどこにもありません。

 

逆に言えば、

子どもの意見に耳を傾け、

考えを尊重すると、

 

 ✔︎自分の意見を伝える事ができる

 ✔︎人の話をよく聞く

 ✔︎自分に自信がある

 ✔︎気持ちを言葉にできる

 ✔︎良好な人間関係を築ける

 

など、

コミュニケーション能力が

高い人間になるのです。

 

お友達や先生、周りの人と

うまく関われるようなってほしい、

そんな思いのある方は、

 

是非最後までお読み下さい!

 



○あなたの教訓を生かしてあげて

 

そもそもなぜ子どもの意見を

聞き流してしまうのか。

 

それは、意見や考えなどが、

未熟だとわかっているから。

 

上手くいかないと、

経験上知っているから。

 

あなたの経験から得た教訓が、

まともに受け止める事を拒否しています。

 



ですが、よく考えて下さい。

 

これ、

もったいない、と思いませんか?

 

貴重なあなたの教訓が、

大切なお子さんの意見を

排除しているんです。

 

せっかくの経験です。お子さんのため、

プラスに生かしてみませんか!?

 

 

 

○「尊重する」ということ

 

では、どうプラスに生かすのか。

 

あなたの意見を

ありのままに伝えてみる。

 

これが大事です。

 



 

例えば、運動会前日の夕方

 

「今から友達と外へ遊びに行く!」

と子どもが言ったとします。

 

普通に考えて、

翌日に運動会を控えている中、

外で遊ぶ事は許可しかねます。

 

 



ここで、

 

「ダメに決まっているでしょ!

暗くなってきているのに、

怪我でもしたら運動会出れないよ!!」

 

と、言いたい気持ちになるでしょう。

私も同意見です。

 

しかし、

この伝え方は、"尊重"

というより意見の押し付け。

 

子どもが、

自分の考えや気持ちを

伝える余地がありません。

 

では、

 

「そうだね。行っておいで。」

 

と許可すればいいのか。

 

これも違います。

これではただの言いなり。

 

 

尊重とは、

子どもの意見や気持ちに対し、

どう捉えたか、親の意見を伝える

 

という事。

 

「今から遊びに行きたいんだね。

    でも明日の運動会に疲れが

    残ってしまうと思うよ。

 

    1位とるため毎日練習してたじゃない? 

    今日は休んで明日に備えた方が

    いいと思うよ。」

 

このように、  

お互いが対等の立場で話し、

答えを一緒に考えていく。

 

そのようなやりとり、

それができる関係性が"尊重"です。

 



○自己肯定感と自己決定力

 

先ほどの運動会の例でも、

親は意見を述べただけ。

 

遊びに行くor行かないの選択は、

子ども自信の決断に委ねられます。

 

これは、

自己決定力を育みます

 



自己決定力とは、文字通り、

"自分で考え、自分で決める力"です。

 

幸福度の研究では、

自分で考え、

自分で選んできた人の方が、

幸福度が高い

 

という結果も出ています。

 

自分で決めたため、

達成感や充実感を得やすい、

という理由が考えられます。

 



また、自分で決めてきた事で、

 

 ✔︎自分に自信がつく

 ✔︎責任感が持てる

 ✔︎失敗を恐れなくなる

 ✔︎前向きになる

 

という性格に、

自然となっていきます。

 

すなわち

自己肯定感が高い状態です。



年齢がどうあれ、

子どもだって1人の人間です。

 

歳が若い分、経験も少ない。

未熟なのは当然です。

 

それを受け入れながら、

子どもの意見を生かすように、

サポートしていきましょう。

 

その関係性が「尊重」している状態です!

 

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