パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

「良かれと思って?!」先回りの落とし穴



こんにちは、

パーカーです。

 

子育ての中で、

こんなことありませんか?

 

・つい何でもやってあげてしまう

・お手伝いをし過ぎてしまう

・声や手が出ちゃう

 

など。

多い当たる場面、ありませんか?

 

 

「思い当たる!でも、

やり過ぎはよくなけど、つい」

 

と、

先回りしてやってしまう自分を

顧みる事ができている方、

 

気づけているなら大丈夫です。

これから気をつけていきましょう!

 

心配なのは、

 

「思い当たる節はないです。」

 

「むしろ、手を出して当然でしょ?!

親なんだから!」

 

そう考えている方。

 

要注意です!

 

 

できない部分に手を貸したり、

口出して指摘したり、

 

子どもの成長のため、

必要なのは間違いありません。

 

ですが、行き過ぎはよくありません。

 

子どもとの関係が歪んだり、

発達を妨げる場合もあります。

 

子どもとの人間関係は、

大人になってからも影響し、

 

・自信がない

・自己肯定感が低い

・何でも人任せにする

・横暴な態度

・怒りっぽい

 

など、困った人間になってしまいます。

 

それは避けたい!

 

そう心から思うならば、どうか

「口を出すな」と腹を立てず、

長い記事ではないので、最後までお読み下さい。

 

 

失敗から学ぶ

 

よく言われる事ですが、

 

やはり失敗は最大の薬です。

 

失敗の経験があるからこそ、

 

「どうやったらできるのか?」

 

「次はこうしよう!」

 

「この方法はどうか」

 

と、自ら試行錯誤を重ねようとします。

 

この過程をモンテッソーリ教育では、

 

”自己訂正”

 

と呼びます。

 

 

この自己訂正の繰り返しの結果、

成功に至った時、喜び・満足感・達成感

を得るのです。

 

この成功体験の積み重ねが、

 

・自己肯定感の高まり

・挑戦する気持ちの育み

 

に繋がり、一人の人間として、

生きる力を付けていくのです。

 

 

子どもの成長を促す手伝い方

 

先回りのデメリットばかり伝えましたが、

そうは言っても未熟な面は当然あります。

 

どうしても手伝いが必要な時の

工夫についてポイントお伝えします。

 

①少しだけ手伝う

 

例えば、靴下を履く時、

 

・片方は手伝う

・足首までは手伝う

・ひっくり返ってるのは直してあげる

 

など、

 

動作の全てを手伝うのでなはく、

一部だけ手を貸す、というのは有効です。

 

これは、特に支援者の方達、

意識してみるといいです。

 

「できる部分」と「できない部分」

の評価が明確になり、どこに支援が必要か、

はっきりするからです。

 

②自己訂正を促す

 

これも靴下の着替えで例を出すと、

 

踵に来るはずの部位が

足の甲にきているような、

上下逆さまに履いてしまった時、

 

「カッコよく履けたかな。

鏡を見て確認してみよう!」

 

「動きやすい?

走って試してみよう!」

 

など、

 

自分で気づかせるように、

さりげない声掛けをしてみましょう。

 

③できたことを認めてあげる

 

①、②などで、

少しの手出しをしたとしても、

できたことを認めましょう。

 

自分で行ったことには

変わりありません。

 

どんなに小さなことでも、

認められた経験は、

成功体験です。

 

自信に繋がります!

 

 

大切な事は

子どもを無条件に信じる事。

 

子どもが本来持つ発達力を引き出すため、

それを最大限に生かすためには、

 

「大丈夫」という大人の態度が重要です。

 

「失敗しても受け止めてもらえる」

という安心感を持たせ、

心の発達を促すからです。

 

「あんまり気が利かない」

くらいがちょうどいいです!

 

 

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