パーカーの発達支援ブログ

現役の児発菅が、発達障がい育児の悩み・問題解決のヒントをお伝えします!

今さら聞けない!ASDって何??

 

こんにちは、

 パーカーです。

 

突然ですが、

こんな子いませんか?

 

・急な予定変更でパニックになる

・特定のものや行動を反復する

・感覚刺激に鋭かったり、鈍かったりする

 

上記は、

発達障害の中でも、

 

ASD自閉症スペクトラム

 

の人に多い特性です。

 

 

前回の記事、

「今さら聞けない!発達障害って何?」で、

例え診断名がついたとしても、

 

その子の行動や特性に

着目し対応しましょう!

 

という事を

強調してお伝えしました。

 

なので、

この記事では、

ASDの特徴の一つ、

 

強い不安感

 

に焦点を当ててお伝えしていきます。

 

 

・子どもがASDなので理解したい

 

・問題行動にきちんと向き合っていきたい

 

・特性に合わせた支援をしたい

 

お子さんに対して、

切なる思いを抱く方も多い事でしょう。

 

この記事を読めば、

 

・そんな特徴的な行動の理由

・不安の仕組み

 

を理解でき、

対応の仕方がわかった!

と、明るい兆しを感じるでしょう。

 

是非、最後までお読み下さい。

 

 

不安を感じるメカニズム

 

はじめに言っておくと、

ASDの人の不安を感じる原因は、

 

はっきりしていません

 

ですが、

東京大学相談支援研究開発センター所属の

渡辺慶一郎先生によると、

 

「不安の症状が出るまでには色々な経路がある」

と仰っています。

 

その経路を↓の図を用いて

説明されております。

 



難しい言葉が多いので、

要約します。

 

非定型感覚機能

 

感覚の過敏さや鈍麻さ。

不安の原因と関連づけられているようです。

 

アレキシサイミア

 

自分の感情に気づけない。言語化できない。

「悲しみによる息苦しさ」と気づけない。

 

不確定の不寛容さ

 

予測がつかない事を

受け入れる度量が極端に少ない。

 

要するに、

不安は急に現れるのではなく、

 

ASD の特性が、

 

いくつかの思考パターンを形成し、

その結果、不安を感じるのです。

 

 

あるがままを受け止めて!

 

いろいろな思考パターンにより、

不安を感じてしまう特性。

 

「どうやって不安を解消するの?」

 

その対策ですが、

 

まずは前提から変えていきましょう。

 

 

ずばり、

 

不安を消そうとしない!

 

という事です。

 

不安は、感情の一種。

コントロールする事は困難です。

 

むしろ、

 

消そうとしたり、無視したりすると、

溜まっていき後で大爆発

 

 

天気のようなものだと捉え、

自然に落ち着くのを待ちましょう。

 

そして、

 

やるべき事に意識を戻し、

ただただ実行していきます。

 

以前、記事に書いた

”ありのままを受け止める”ですね(^^)

 

 

ASDの対応法として、

 

 ・見通しを立ててあげる

 ・感覚刺激を減らす

 ・気持ちカードを使う

 

などよく目にします。

 

それもこれも、

不安に対応するための工夫です。

 

ならば、そもそもの”強い不安”

を和らげてあげる心のサポートも

同時に行う事が大切ではないでしょうか。

 

是非覚えておいてくださいね!

 

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